日中活動の一年 ~Aさんの成長をたどって~
こんにちは。弘済学園採用担当です♪
本日は、弘済学園のクラス発表会についてご紹介します。
クラス発表会とは
舞台での演目を通して、お子さんたちの一年の成果や成長した姿を表現する発表会です。
子どもたちの頑張りを保護者の方に直接見ていただける大切な機会でもあります。
残念ながら、今年のクラス発表会はインフルエンザの流行により中止となってしまいました。
発表会に向けて職員も前々から準備をしていたため、残念な気持ちもひとしおです。
しかし、子どもたちが一生懸命取り組んだことや日々の挑戦は、活動の中でしっかり形になっています。
今回のブログでは、ひとりのお子さんが見せてくれた成長の様子やそばで支えた職員とのかかわりをお届けしたいと思います!
Aさんのストーリー
Aさんは現在中学3年生、在園年数は9年です。入園した当時は、高いところに登ったり走り回ったりと、常に職員が付き添う必要がありました。落ち着くことが難しく、人への興味・関心も薄かったように思います。また、睡眠や排せつなどの生理的リズムも整っていませんでした。
生活クラスと日課クラス、両輪での支援
弘済学園は、朝夜のケアを担当する「生活クラス」と日中活動の支援をする「日課クラス」の二部門で構成されており、一日を通してトータル的なケアができる体制を整えています。
生活クラスでは、基本的な生活リズムを整えるほか、美味しく必要な量を食べられるよう食事のサポートをしました。
日課クラスでは、歩行や体育などの動的プログラムを毎日取り入れ、運動量の確保と気持ちの発散を行いました。また、パズルなどの認知教材に取り組むことで、集中力や「できた」という成功体験を積み重ねてきました。
生活クラス・日課クラスともに「人と関わることの心地よさ」を通して、楽しさや安心感が得られるような関わりを目指しました。
生活リズムが整い、気持ちが安定したことで、出来ることも増えていきました。
例えば…役割活動として皆が使ったおやつの食器を、フロアの所定の場所まで一人で返すことができるように👏
役割が終わった後に担任に「できました」と挨拶するAさんの笑顔は、自信に満ちたものになり、行動面も徐々に落ち着いていったように感じます。
作業クラスへの挑戦
入園から今年で9年目。これまでは基礎クラス(幼児から小学生年齢を対象とした日課クラス)に在籍していましたが、昨年10月から「ご本人の出来る力をさらに伸ばす」という意図で、高校生年齢が在籍している結び織り作業のクラスに異動しました。
最初は職員がそばについて教えていましたが、段階を踏んで練習を重ねるうちに、今ではひとりで作業ができるように。
担任が「作業をどうぞ」と声をかけると、自分で毛糸を結び、結び終わると、次の作業の準備も主体的に取り組めるようになっています。
「今日はここまで頑張ったね」と伝えると、うれしそうな笑顔を見せてくれます。
ひとつのデザインを完成させるには時間がかかりますが、出来た時の達成感を一緒に喜べる瞬間は、職員にとっても感無量です。
子どもたちの支援に携わるなかで、私たちは「何がわからないのだろう」「どうして上手くいかないのだろう」「どうしたらできるようになるのだろう」と悩み、仲間に共有し、チームで協力して支援を行っています。
その結果、一人ひとりに合わせた支援が生まれ、子どもたちの将来の選択肢が少しずつ広がっていきます。
私たちと一緒に、子どもたちの未来に向けて「できる力」を広げてみませんか!

弘済学園の“チーム支援”をのぞいてみたい方、少しでも気になった方は、4月以降開催の施設見学会にお越しください!
日程は就職説明・見学会のお知らせ | 総合福祉センター 弘済学園にてお知らせいたします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!